令和3年度
第31回全国高等学校剣道選抜大会
日程:令和4年3月26日(土)~28日(月)
会場:愛知県春日井市総合体育館
団体 優勝
(16年ぶり5回目)
優秀選手 古閑彩夏
この大会は、全国各都道府県から厳しい予選を勝ち抜いた
代表のチームが出場する大会である。
無観客ではあったが、初日、開会式が行われ翌日から試合が始まり、
男子、女子団体戦ともに2日間にわたって行われた。
トーナメント1回戦、千葉県の市立船橋高校に1-0で勝利し、
続く2回戦、和歌山県和歌山東高校にも1-0で勝利し、
3日目の3回戦に駒を進めた。
3回戦、東京都の淑徳巣鴨高校との対戦では先鋒古閑、次鋒興梠、
中堅千代谷と勝ち続け、勝利した。
続く準々決勝は、姉妹校でもある岩手県の盛岡白百合学園高校に先鋒の古閑、
次鋒の豊田が見事な小手を決め、
リードしたまま副将の松山が上段に対して鮮やかな面を決め、3-0で勝利した。
準決勝では福岡県の筑紫台高校との試合で、
先鋒次鋒ともに両者1本も譲らない中、中堅の千代谷が見事な小手を決め、
副将松山、大将岩原が果敢に攻め続け、リードを守り勝利した。
決勝戦、大分県の明豊高校との試合では、
次鋒の興梠桃葉が鮮やかな面を決め1本勝ちし、
そのまま、中堅、副将とリードを守って、
大将戦では両者譲らぬ攻防となる熱戦の末
引き分けとなり、次鋒の1本を守り切ってチームを優勝に導いた。
優勝した瞬間、皆の目からは、大粒の涙がこぼれ落ちた。
本当によかった。
夢にまで見た日本一の瞬間だった。
これまでの努力が報われ、努力は裏切らないということを身にしみて感じた。
白百合学園の全国高等学校剣道選抜大会での優勝は16年ぶり5度目となる。
先輩達が築いた伝統を少しだけ受け継ぐことが出来たのも、
本当に心の底から支え、応援してくださったたくさんの方々のおかげだと
深く感謝している。
そして、今後もその御恩を忘れぬよう努力を重ね、
夏の全国高校総合体育大会でも日本一になれるように
また全員で頑張っていきたい。
本当にありがとうございました。
記
1回戦 白百合学園 1-0 市立船橋高校 (千葉県)
2回戦 白百合学園 1-0 和歌山東高校 (和歌山県)
3回戦 白百合学園 3-1 淑徳巣鴨高校 (東京都)
4回戦 (準々決勝) 白百合学園 3-0 盛岡白百合学園高校(岩手県)
5回戦 (準決勝) 白百合学園 1-0 筑紫台高校 (福岡県)
6回戦 (決勝) 白百合学園 1-0 明豊高校 (大分県)
(全国優勝)