“届けよう、服のチカラ”プロジェクト 出張講義を実施しました。
このプロジェクトは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とファーストリテイリングが取り組む参加型の学習プログラムで、SDGsに関連する活動です。内容は、ユニクロ・ジーユーの方からの出張講義を受けたのち、生徒たちが主体となって、着なくなった子ども服を回収し、それを難民の子どもたちに送り届ける活動です。
今回、八代白百合学園では、6月18日(金)総合的な探究の時間を利用して、ジーユーイオンモール熊本店の店長である長嶋健氏と2名のスタッフの方に来ていただいて、講演をしていただきました。
これから11月末まで、全校生徒に呼びかけて、着なくなった子ども服を校内で回収し、難民の子どもたちに届けていきたいと思っています。
環境に負荷が少ない素材で作られている服を紹介してもらいました。
「SDGsとは・・・。」 しっかりメモを取りながら聞きました。
服にはどんなチカラがあるか、みんなで話し合っています。
〈 感 想 〉
(1年)
・世界で服を必要としている人がたくさんいることを知り、自分が着なくなった服で誰かの命を救うことができるのであれば、ぜひ協力したいです。
・SDGsの「12 つくる責任、つかう責任」の目標は、企業も消費者である私たちもしっかり考えていかなければならない目標だと思いました。
・自分が来ている服がどのような過程で作られているのか、どのような環境で作られているのか今まで考えたことがなかったけれど、これからは、それを考えていこうと思います。
(2年)
・今回の授業を受けて、「このプロジェクトへの協力」と「学んだことを他者にアウトプットしていくこと」が自分にできることだと思いました。
・世界の国々の情勢を知ったうえで、どう行動するか考えて、自分にできることを誰かのためにしていきたいです。
・使わなくなった服を難民の方々にどんどん送ればいいということではなく、届ける量を考えて、多すぎるのはよくないということを聞き、国際協力のポイントを知ることができました。
(3年)
・難民の半分は子どもたちで、多くの子どもたちが困っているという事実に心が痛みました。人が一人でできることは小さいかもしれないけれど、周りにも声をかけて、自分にできる活動から始めていきたいと思いました。
・講義の中の動画で、服をもらった子どもたちが笑顔で「ありがとう」と言っているのを見て、自分も関わって難民の子ども達の笑顔をもっと見たいと思いました。
・服を届ける活動が、思ったよりもSDGsに大きく貢献できることを知って驚きました。自分の行動で、世界のだれかが笑顔になってくれる。そんなアクションを起こしたいと思いました。