記録者:3年 上村 萌々花
令和6年度全九州高等学校体育大会 第71回全九州高等学校剣道競技大会
令和6年7月6日(土)~7日(日)
長崎県立総合体育館
団体 準優勝
個人 第3位 末吉 香晴・ベスト8 迫間 真凜
今回の大会は、団体戦は九州各県の上位2チームが出場でき、個人戦は九州各県の個人ベスト8に入った選手が参加できる大会である。
試合は2日間に渡り、繰り広げられた。団体戦の1日目は予選リーグ3試合の内、2試合が行われた。
1試合目は、福岡県の筑紫台高校と対戦し、副将の大迫が出頭を取り1-0で勝利した。
2試合目では宮崎県の日章学園高校に2-1で勝ち、1日目を終えた。
2日目は、予選リーグの残りの試合と、決勝トーナメントが行われた。
予選リーグの3試合目は、佐賀県の龍谷高校との試合で、先鋒が引き分け、次鋒が1本勝ち、中堅が1本負けで副将が1本取られたが取り返し引き分けで大将まで繋いだところ、2本勝ちし1位通過で予選を突破した。
決勝トーナメント1回戦は、大分県の大分鶴崎高校に2-1で勝利した。
2回戦目、準決勝では大分県の明豊高校に先鋒と中堅が1本勝ちし、2-0で決勝戦へと進んだ。
決勝戦は、福岡県の中村学園高校と対戦した。
先鋒が、こちらが打ったかに見えた技が相手に上がり、1本負け、次鋒が引き分けで、中堅が出甲手を先取したが2本打たれてしまい逆転負けという状況の中、副将の大迫が時間間際、出頭を取り大将に1-2で繋げた。
取らなければならない窮地で大将の末吉は、渾身の引き逆胴を打ち1本を取り、更に逆転の1本を取りに果敢に攻めたが、残り数秒で相手の面が上がり引き分けとなり、チームは準優勝という結果となった。
個人戦は、本校から3年生の末吉香晴と迫間真凜が出場した。
1日目は3回戦まで行われた。迫間は1回戦から力強い剣道で勝利を収め、2回戦では5回にも及ぶ延長戦の末、鮮やかな面を決めた。
3回戦でも面を決め勝利した。末吉は粘り強い安定した試合で3回戦まで勝ち進んだ。
個人戦2日目、迫間は長崎県の島原高校の選手と対戦し、白熱した試合が展開されたが、相手の甲手が1本となりベスト8という結果で終わった。
末吉は相手を圧倒する力で見事な面と甲手を決め、準決勝へと駒を進めた。
準決勝では福岡県の福翔高校の選手とで、両者一歩も譲らない攻防の中、延長戦にもつれ込み、接戦の末、相手の胴が1本となり第3位という結果に終わった。
今回の大会で出た課題を改善し、玉竜旗、インターハイで優勝できるよう、1日1日を大切にし、稽古に励んでいきたいと思う。