第22回青龍旗高校剣道大会
令和3年12月11日(土)
益城総合体育館
団体 優勝 八代白百合学園A 最優秀選手賞 千代谷晴華
個人 敢闘賞(5人抜き)千代谷晴華・古閑朱里
この大会では、新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は、熊本県内の高校生のみが出場出来た大会で、1本勝負、勝ち抜き試合で行う団体戦である。
本校からはA・Bの2チームが出場した。Aチームは優勝という結果を収めることが出来た。Aは1回戦、2回戦と先鋒の1年生古閑朱里が5人抜きを達成し、チームの流れに勢いをつけることが出来た。準決勝では、先鋒と次鋒が尚絅高校の先鋒に2人抜かれるも、中堅の千代谷が次々と1本を取っていき、中でも副将戦では試合開始直後に見事な返し面を決め、その後も果敢に攻め続け、5人抜きを達成した。そして、決勝戦、阿蘇中央高校との試合では先鋒古閑が3人抜きをし、副将に1人抜かれるも次鋒の大久保が攻めの効いた鮮やかな面を決め、残り相手は大将のみとなった。しかし、その後、副将の岩原が攻め勝った状態で打ち間に入り、確実な出頭を決め、勝負を決めた。大将の松山は「座り大将」で優勝することが出来た。
また、Bチームは1回戦熊本商業高校Bに先鋒の豊田が2人抜きをした。しかし、相手の中堅に2人抜かれ中堅同士となり、古閑彩夏が上段の構えからの鮮やかな出頭を決めた。続く副将に2人抜かれるも大将の興梠が抜き返し、大将戦の末勝利した。しかし、2回戦で鎮西高校に勝ち抜くことが出来ずに敗れてしまった。
今回の大会では、1本勝負の勝ち抜きということで、個々の力が結果に直結していた。それぞれが1本の大切さ、勝負の厳しさを改めて知ることが出来、1人1人の実力をより上げることが必要だと感じた。1月に行われる全国選抜予選に向けて細かい部分を徹底的に見直して、チーム全員で体力面、精神面を共に成長させていきたい。
記
1回戦 白百合A(4人残し)―(×)高森・熊本・大津合同
2回戦 白百合A(4人残し)―(×)済々黌高校
3回戦 (準決勝) 白百合A(2人残し)―(×)尚絅高校A
4回戦 (決勝) 白百合A(1人残し)―(×)阿蘇中央高校
1回戦 白百合B(大将同士)―(×)熊本商業高校A
2回戦 白百合B (×)-(4人残し)鎮西高校A