令和3年度全国高校総合体育大会剣道競技 第68回全国高等学校剣道大会
令和3年 8月9日(月)~8月12日(木) 石川総合スポーツセンター
団体 準決勝 優秀選手賞 岩原千佳
令和3年度全国高校総合体育大会剣道競技 第68回全国高等学校剣道大会
令和3年 8月9日(月)~8月12日(木) 石川総合スポーツセンター
団体 準決勝 優秀選手賞 岩原千佳
この大会は、全国各都道府県から厳しい予選を勝ち抜いた1校のみのチームが出場する大会である。本校が出場した女子団体戦は 2日間にわたって行われた。
予選リーグ1回戦、姉妹校でもある岩手県の盛岡白百合学園に2-0で勝利し、続く2回戦、千葉県の市立船橋高校に4-0で圧勝し、2戦全勝で決勝トーナメントに駒を進めた。決勝トーナメントでは1回戦、徳島県の富岡東高校との対戦で、大将戦で取り返し、代表戦に持ち込み、ここも大将の岩原が出場し攻めの強さで相手を圧倒し続け、最後に見事な面を決めた。続く準々決勝では、春の全国選抜大会ベスト8で苦杯を舐めた青森県の東奥義塾高校との試合で、力がありこの日調子のよい先鋒赤池と、信頼があり安定感のある次鋒栃原が勝利し、その後引き分け2-0で勝利した。準決勝では茨城の守谷高校に先鋒が1本を許すも超高校級の主将で中堅の竹町が見事な小手を取り返し、代表戦に縺れ込んだ。ここでも大将岩原が鮮やかな面を決め、勝利した。決勝戦では、九州大会決勝でも顔を合わせた福岡県の中村学園女子高校に両者1本も譲らないなか全国選抜優秀選手の副将松山が果敢に攻め、一本かと思われる技もあったが、0-0でまたもや代表戦となり、大将岩原が出場した。延長三回、両者死闘をくり返し、岩原に一本あがる場面もあったが決着が付かず、四回目の延長にはいり15分を過ぎた頃、岩原は全く崩れていない状態であったが、相手の小手に旗があがり、悔しくも準優勝に終わった。
岩原が優秀選手に選ばれたが、団体の全国選抜大会での優勝は幾度とあるが、全国高校総体はベスト8が最高位で、勝てば初優勝であった。この大会はこのチームで戦う最後の大会だったが、これまで仲間と共に日本一を目標に掲げ、日夜、稽古に励み一生懸命努力してきた。夢の実現まであと一歩であったが、自分たちがここまでこれたのも色々な方々に支えていただいたおかげだと心から深く感謝している。そして、これから先もその恩を少しでも返せるよう努力を続け、更に強くなって夢と感動を伝えていきたい。
記
1回戦 白百合学園 2-0 盛岡白百合学園高校 (岩手県)
2回戦 白百合学園 4-0 市立船橋高校 (千葉県)
3回戦 白百合学園(代)1-1 富岡東高校 (徳島県)
4回戦 白百合学園 2-0 東奥義塾高校 (青森県)
5回戦(準決勝) 白百合学園(代)1-1 守谷高校 (茨城県)
6回戦 (決勝) 白百合学園(代)0-0 中村学園女子高校 (福岡県)
以上