10月20日(火)5・6限目、3年1組の国際理解(総合的な学習の時間)の授業に、熊本県立大学 国際教育交流センター特任教授の田中耕太郎先生とJICAデスク熊本 国際協力推進員の尾上香織先生をお招きして「SDGsについて、世界が取り組んでいること」をテーマに講演していただきました。
田中先生からは、「学校に通えない子どもたちが、世界でおよそ1億人いる」ことや、「ひとつのできないが、多くのできないを生み出す」という話を聞きました。
尾上先生からは、「その国、そこに暮らす人々に寄り添い、その人が幸せだと感じられるお手伝いをすることが国際協力だと思う。」とトンガでの体験から実感されたことを聞くことができました。
講演の最後に「人が変われば地域や国、そして世界(地球)が変わる」「何もしなければ何も変わらないけれど、何かすれば何かが変わる。」とメッセージをいただきました。
質疑応答では、何人も積極的に手を挙げて質問をしていました。また、講演後の感想文には「水道の水を直接飲める私たちは、今まで水の重要性をほとんど感じていなかったけれど、今日の講演を聞いて、改めて、直接水道水が飲めるということのすごさを実感しました。」「SDGsは、ひとつの国だけでなく、世界が協力し合って解決することができる問題なのだと改めて感じました。」など、今までのあたりまえがあたりまえでないことに気づいた生徒たちが多かったです。
生徒たちにとって、自分たちができることは何かを考えるきっかけになり、とても充実した講演会でした。田中先生、尾上先生どうもありがとうございました。