9月25日(水)、本校第一体育館において、ソプラノ歌手の宮良多鶴子さんのチャリティーコンサートが開催されました。一般のお客様も一緒に鑑賞できる開かれた催しとなりました。
国内外で精力的に演奏活動をおこなってきた宮良さんは、2008年に東ティモール民主共和国に招待され、国家行事で演奏したことがきっかけで国際支援や交流にも力を入れるようになりました。孤児院や地方の貧しい子どもたちへ、学用品や食料、奨学金などを自ら届け、現在は日本と東ティモールの生徒交流を実施し、若者の人材育成のための国際交流に力を注いでおられます。
スクリーンには東ティモールに関する映像が映し出されています。24年間にも及んだ、独立を巡る戦いを終え、2002年に独立した東ティモール民主共和国。貧しくても純粋で常に前向きな子どもたちのお話に、平和に生きられる幸せ、学べる幸せを改めて考えさせられる貴重な時間となりました。
宮良さんご自身のさまざまな体験談を交えてのコンサートに生徒たちも釘付けです。
11月5日(火)には東ティモールの子どもたちを本校に連れて来てくださるそうです。どのような交流になるか、今から楽しみです。
宮良さん、ありがとうございました!