校長室 5月






H30.5.11 ポスター用写真撮影




悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。
 木はそれぞれ、その結ぶ実によってわかる。(ルカ6の43~45)




5月9日の朝礼での話を中心に:

今日は、エントランスホールに掲げられている5月の聖書のことばについて考えてみたいと思います。43節では実によってその木がどのような木なのかわかる!ということです。ちなみに、その後に続くイエス様のことばを読みますと、「茨からイチジクは集められないし、野バラからブドウは取れない。善い人は心の良い倉から良い物を出し、悪い人は心の悪い倉から悪い物を出す。心から溢れることをその口は語るのである」。とあります。
 木々にはそれぞれの個性があり、成熟の期間もまちまちですが、それなりに精一杯実りに向かって努力しているようで、見ていても気持ちがいいものです。花も季節に応じて自分の出番を心得ているようで、互いに順番を守って咲いています。まるでバトンタッチしているリレー走者たちのようです。花や木が似ていて、鑑別できなくても実が成ればわかります。
 翻って私たちにあてはめますと、実りにばかり気を取られ、あるいは早く実りを得ようと焦り勝ちですが、根が実りを生み出すのです。いつも出発は根にあります。周囲の根に左右されず自分自身の根を守り育てていきましょう。新しい年度を迎え2カ月目に入りました。新入生達の落ち着いた姿に安堵感を覚えています。この1年、“心に良い倉をもつ善い人間”として豊かに成長でき、手ごたえのある実りを得られるよう期待します。そのためには日々の一歩一歩の努力や積み重ねそしてお互いの支え合いなどで、いずれは実りを産みだすという基本的で当たり前なことを、しっかり心に留めるべきでしょう。
 八代白百合学園はよき実りが得られるような教育環境になっていると思います。まずは女子校ですから、男子生徒がいないということで、心理的空間が広がり、自分らしく学習に諸行事に集中できます。また、ミッションスクールとして、週1時間の宗教の時間があり、1日の始まりの朝礼では神さまにご挨拶し、お祈りと聖歌をもって、自分自身のよき成長と人の幸せを祈り願ったり、感謝したりするひと時があります。これは、自分を越えた崇高なものに心を開き、かけがえのない生命を生きていく人間の美しい姿であります。続く授業には集中して学びを深め、放課後には思いっきり部活動で、心身の健康増進と技術を高める時間が組まれています。そうした中での緻密な努力が、『笑顔の白百合生』をつくり、諸種の試合やコンクールでの勝利などに至っているのは周知の通りであると思います。
 上記の聖書のことばに照合しますと、本学園は生徒達の結ぶ実によって、どのような高校であるかがわかる! ということになり、責任を感じる次第です。
 皆さん、2度と戻ってこないこの学園での3年間を有効に過ごし、個性豊かに実を結んでください。実の大小は問いません!

【トピックス】
2018年
 学校法人白百合学園の経営母体であるシャルトル聖パウロ修道女会は、来日、140周年!
1878年(明治11年)5月28日、フランスより3人の修道女が函館に来日し、福祉と教育事業を開始して、今年140周年を迎える。
 函館白百合学園と乳児院「さゆり園」にとっても創立140周年の記念すべき年
過去に感謝し! 現在に勇気を! 未来に夢と希望を!































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