校長室 1月



H30.1.7 成人の日の集い  於:八代修道院







よりよく生きる力の更新


 陰暦の一月を睦月と呼ぶ。語源は諸説あるものの一般的には年はじめに親類・知人が、往来し仲睦まじくする月という。人間関係の原点はやはり近き者にある。「愛と平和は家庭から始まる!」は、マザーテレサの言葉。まずは仲睦ましく生きるという『睦月』は時宜にかなった言葉であると思います。
 新年の祈りには、『家内安全・無病息災・商売繁盛・受験合格・・・・』などがあり、神社仏閣は初詣で賑わう。改めて人間の他力本願せざるを得ない宗教心を見せつけられるのは気持ちいいものです。西行法師の『何ごとのおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる!』は、日本人の宗教心を詠ったものであるという。
 私は、キリスト教信徒として教会でのミサの中で、生かされていることへの感謝と新たな歩みに神の祝福を願い、生きる力の更新をします。過ぎし年の苦楽にしばしの感慨を覚えつつ、厳粛な思いで新年を迎える正月の慣習は、私たちの生活に神聖な時を作り出し、また頑張ろう、良い年になるようにと、新たな希望を与えてくれます。あとは、日常の課題・仕事に追われる中でも、時折自分自身と向き合い、初詣の時を想い起こしては、より良く生きる力の更新をしていくべきでしょう。

 今年の干支は『戌』。犬は英語でDOG、その逆はGOD!愛である神に守られての良い年となるよう前向きに努力していきたいものです。






憂き事の感慨はしばしにとどめ、
去りし日の喜びは、これをさらに大きな喜びに変えよう。
立ちどまってはならない。きょうの営みの上に明日の工夫を、明日の工夫の上に、あさっての新たな思いを。
そんな新鮮な心を持ちつづけたい。
そんな思いで、この日この朝を迎えたい。




 松下幸之助『この日この朝』より 

















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